
ゆらりママの時も、あまねママの時も、比較的スムーズに生まれてきた子犬たち。
ですが今回のことかちゃんの出産は、結論から言うと難産でした。
あまねの時も、ゆらりの時も、体温が下がってから12時間以内には出産していました。
穴掘り行動や陣痛がきて震え始めてからは、1〜2時間以内に生まれていたのに、今回は24時間経っても生まれない。
陣痛が来ても、しんどそうなまま何時間もくるくる回り続けていました。
そしてようやく、11時ごろに出産が始まりました。
最初の赤リボン❤️ちゃんは無事に誕生。
ですが次の子がなかなか生まれず、ようやく生まれてきたのは、危険とされる2時間の直前、1時間40分後の13時07分でした。
しかも羊膜が破れ、ほぼ破水した状態で…。

急いでタオルで体を拭き、背中をさすります。
ですが鳴き声がいつもと違う。
気管や肺に水が溜まっているような、キュウ、ゼーゼーという苦しそうな声でした。
急いで病院を探しましたが、かかりつけは定休日。
普段は診察までに時間がかかりそう…と敢えて行かなかった大きな動物病院へ向かいました。
駐車場は混雑していたそうですが、警備員の方が「お急ぎでしたら先に受付を」と声をかけてくださり、すぐに対応。
子犬はすぐに預かられ、酸素室へ運ばれました。
先生は「どうなるか分かりませんが、全力を尽くします」と言ってくださいました。
翌朝、病院へ電話をかけると、
「正直に言って厳しい状態です。呼吸は安定していますが、ミルクが飲めません。
カテーテルで胃まで入れても、数秒で口や鼻から溢れてしまう。
弁が薄いか、胃と気管がループしている可能性があります。
このまま酸素室にいても、助かるかは分かりません。」
と説明を受け、すぐに決断しました。
「それならすぐ連れて帰ります。生きている間に母犬に会わせたい」と。
病院からの帰り道、子犬の体は少しずつ冷たくなり、呼吸も浅くなっていきました。
家に着いてすぐ、母犬であることかの元へ。
ことかは、心配そうに何度も何度もピンクリボンちゃんを舐め続けました。
まるで
「大丈夫なの?ミルク飲んでよ。どうして動かないの?」
と問いかけているかのように…。
そして、ことかに会わせてからわずか数分後——
ピンクリボンちゃんは静かに天国へ旅立ちました🌈
さっきまでの苦しそうな呼吸が嘘のように、
ことかママに会えた安心からか、とても穏やかで優しい表情でした。
わずか1日という短い命だったピンクリボン🩷ちゃん。
それでも、あなたはかけがえのない私たちの宝物です💫
今まで近くにありながら訪れたことのなかった大きな動物病院。
今回、正直に状態を伝えてくださり、
「治療を続けるのも、お家で最後を看取るのも、どちらを選んでも間違いではありません。
もしすぐに決められなければ、みんなで相談して納得できる答えを見つけましょう。」
と寄り添ってくださいました。
そんな素晴らしい先生、動物病院とのご縁を繋いでくれたのも、この子のおかげです。
無事に生まれてくることは当たり前じゃない。
助けられない命もある。
だからこそ、今ここにいる兄弟たちには、精一杯元気に、楽しく生きてほしい。
改めて強くそう思いました🍀
そして最後に——
私たちの犬舎の一員として、ピンクリボンちゃんに
Mia(ミア)という名前をつけました。
Mia
『私の、愛される子』
『私の宝物』
ことかママと、みんなに愛された大切な宝物。
そんな想いを込めて、つけてくれた名前です♥️ 👶🏿
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
p.s.
ずっと載せるかどうか迷っていましたが、この子の兄弟たちがご家族様の元へ行った時、Miaちゃんがいた事を伝えたい、生きた記録を残したいなぁと思い投稿しました🙇♀️
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