また良い評価をいただきながら、返信もままならぬ状態で重ねて失礼をいたしております。ようやく落ち着いてきたのでそろそろ再始動します
先月から何があったのかと申しますと、10月5日に行われた愛玩動物看護師の予備試験を受けるために勉強をしておりました
五十の手習いと申しますが、私はもう61歳。早生まれなので同級生の半数以上はもう62歳。高校生の孫もいる爺さんが何を考えているんだと家族もあきれ顔
そもそも私は兼業ブリーダーなので週に何日かは勤めにいっている。その上に妻が病弱になり、思うように動けない。炊事洗濯掃除は半々、買い物や雑用は私が全部やる
よって毎日朝から晩まで忙しいのに勉強する時間があるのかと
確かにそうだ。甘くみていたのは事実である。5年ぐらい前に動物取扱業者は動物に関する資格を持っている人が一事業所に必ず一名以上いないといけないという法律ができて、その時に愛玩動物飼養管理士という資格をとった
通信教育を受けてからの本試験。それなりに難しかったが経験で解ける問題も多く、なんとか二級に合格
翌年から一級の受験資格がもらえるのだが、一級でも二級でも飼育頭数は同じであり特にメリットはないなと一級は受験していない
それでなぜ今回は受験しようと思ったのか? それはまず国家資格であること。それと愛玩動物飼養管理士は一般の動物好きの人でも受験できる。しかし愛玩動物看護師は大学または三年制の専門学校を卒業しないと受験資格がない。
ただ特例として法律が変わった令和三年から5年間は、ペットショップやブリーダー、トリマーなど動物取扱業。または動物病院に5年以上勤務していた人には「予備試験」という特例試験を受けて合格すると本試験の受験資格がもらえる。というものだ。そして今回が4回目。つまり認定の学校を卒業していない者に与えられるチャンスは今年と来年しかないのだ。それで急遽受験しようと決めたのだが、これがとんでもなく難しかった
合格率でいえば9割近くが合格する試験なのだが、これは経験した職種によってかなりの有利不利がある
必須試験と実地試験の2科目だけなのだが、いわゆる一般教養に当たる必須問題はなんとかなる。しかし実地試験はペーパーテストなのだが画像から問題が出る。それが医療器具の名前や使い道であったり動物病院で働いている方なら簡単すぎるのだろうが、ブリーダーは医療や診察は獣医師に任せている。そして過去問題が公式サイトからダウンロードできるのだが、実地試験問題は図を見て答える試験なのに「図は省略します」つまりは過去問題集が無いのだ
そしてまた予想問題集というのが大変に高価である。しかし無いとまったくわからないので買いましたよ。それでその問題集を買ったのが半月前。あまりにも遅すぎた
還暦過ぎのジジイの挑戦。予備試験の時点で門前払いなのか…

まあそうなってもまだ来年まではチャンスがある
余談だが試験会場は三軒茶屋の昭和女子大学。長い人生で初めて女子大に入ったわ
男子トイレがあるのか心配だったが、各階の非常階段の隣に個室一つの男子トイレがありました
あと私は一級障害者なので路線により電車賃が半額。京成線と北総線が半額になる
PASMOの名前の横に「障」と書かれる

割引区間の乗降時には有人改札を通るのだが、押上駅の有人改札を通った時に外国人さんがたくさんおられた。そりゃスカイツリーの最寄り駅だもんな
しかし京成の駅員さん。英語上手かった。あとから応援に出てきた駅員さんも上手
なんか色々と非日常なことがあった日曜日でした
しかしその日の夜に田園都市線が事故で運休とか、試験結果に関わらず思い出に残る日になりました
中村秀敏ブリーダーの子犬一覧
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